30代の会社員FPが思う 20代やっておくべきこと

就活生や若手社員への人事イベントに参加

したところ20代の悩みの種類を感じました。

1、ワークライフバランス

2、仕事のモチベーションが上がらない

3、20代のお金の接し方

4、年収って本当に上がるの?

それ以外にも色々な意見や質問が出ましたが

代表して4つ挙げて見ました。

人事部のイベントに呼ばれたのも私が結婚して2人の子供がいる点や

現場営業の経験やマネージャーの経験に人事部として使い易かったと

思います。また私は個人的にFPとしても活動しておりますので

総括して20代にやっておくべきことをまとめて見ました。

自分の経験からオススメしたい点や

やっておけばよかった..と後悔している点も挙げています。

20代のうちにやっておくべきこと

1、恋愛 仕事(量) 小説を読む

2、30代メンターに出会う

3、マイナス資産の返済(ローン、奨学金)、支出管理

4、投資→投資(複利) 

1、恋愛 仕事(量) 小説を読む

恋愛

まず20代のうちにやっておくべき1番目は恋愛です。

女の子にモテる人は容姿だけでしょうか。

気配りできる人、楽しい人や集まりの幹事をやってくれる人など。

人間性が恋愛は大事ですよね。

異性にモテる人は同姓にも好感をもたれます。

恋愛で気配りや相手の気持ちを理解できる能力を養っておけば

30代で部下ができた時の接し方も非常に役立つと思います。

たくさん飲み会や合コン、イベントを通じて恋愛だけでなく

“人徳“を身に付けることが大事です。

時間軸でも結婚・出産などを考えると優先すべき大切な事です。

両親や友人に“〇〇歳で結婚したい“と堂々と宣言する勢いが大事だと思います。

仕事量をこなす

30代では結果が求められます。そこで色んなことを試す余裕がありません。

20代はアクセル全開でどんな仕事量をやりまくる。

部下をもった時に、深い惹きつけられる話ができるのも

部下の気持ちや行動が理解できるのも、20代の行動量で差が出ます。

私が社会人1年目の時に仕事が終わるとチラシ配りを1時間、

業務後にやり続け6ヶ月で3,000通ほどポスティングしました。

名刺も個人宅に3,000枚 自分の市場エリアに撒きました。

結果は1件も契約が結べませんでした。時間にして5,400分も無給で

夜暗い住宅街を歩き回って、ときには不審者と怒鳴られたこともあります。

結果は“0“です。無駄な労力だったと思いました。

しかしその後、対応したお客様はどんな方でも神様に見えました。

他の営業なら適当に扱う、ひやかしのお客様でも私にとっては神様でした。

“ありがたい。私の話を聞いてくれる“神様でした。

その後私は2,000人以上いる営業の中から入社2年目で30位の順位になりました。

今マネージャーとして新入社員や20代の部下が、どうせ買わない客だろうと

適当な商談をするケースがあります。その時はこの時の経験を話しして

部下に「期待していたのに残念だった。お客様を大事に行動してくれると思っていた」

と終礼で感情的に怒ることもあります。無駄な3,000枚のチラシの話をして

部下は涙を浮かべながら目の色を変えて仕事をしてくれます。

20代は仕事量をこなしまくる。結果が出なくても学べることがたくさんあります。

小説を読む

小説を読む。自分の知らない世界をインプットするおすすめです。

見聞や価値観を500円の小説で得られる大事な事です。

映画や漫画はハッピーエンドや現実離れしたストーリーが多いため

私は小説がおすすめです。

営業職や接客業の方は年配の方とお話する機会も多いと思いますので

色々なお話を聞けるチャンスもあります。小説を読むと等しい貴重な経験

ですので、取引先、お客様、親戚、色々な先輩方のお話を聞いてみましょう。

“そんな世界があったんだ“と小説などで感じることが

20代はとても大事だと感じています。

2、30代メンターに出会う

私は社会人1年目から社内の30代の先輩に

メンターを見つけて可愛がってもらっていました。

結婚されて子供も小さい先輩でしたが

ゴルフや飲み、ボーリングなど時には先輩の家族と遊んで

もらっていました。仕事で悩むと今でも相談しています。

モチベーションを保つ上でもメンターは重要になります。

メンターには何でも教えてもらいましょう。

私は10年後の年収や、良好な夫婦関係のコツ、苦手な上司への

接し方など。なんでも教えてもらいました。

“10年後の自分の公私の将来像が見える“

メンターには簡単には出会えませんので、積極的に

自分から声を掛けていきましょう。

ワークライフバランスが気になる人は

仕事の成果を短い時間で出しながら休日は家族と充実した時間を過ごすタイプ

が必ずいます。メンターとして付いていきしょう。

3、マイナス資産の返済(奨学金、自動車ローン)、支出管理

20代でマイナスの金融資産の方は多いと思います。

私は22歳の新入社員で奨学金は残り100万と

自動車ローンの返済が150万円の合計250万円の借金からのスタートでした。

学生時代に家計簿をつけていた人などは少ないと思いますが、

“支出マイナス資産向き合う“ことを早い段階でやらなければいけません。

私の場合は、銀行の積立預金制度を使って毎月3万円の貯蓄を

とボーナスを貯めて、社会人の2年目の24歳で100万円の奨学金を完済。

そのときに、自動車のローンの残債は70万円くらいでしたので

次のボーナスを利用して残り1年で完済しました。

その際に反省しましたが、自動車ローンは毎年5%ほどの年利を払っていたので

奨学金より先に自動車ローンの返済をすべきと反省しました。

しかし、私も残り50万円くらいの自動車ローンを一括で払うこと

ローンで払い続けていた場合に比較して30,000円ほどお得になりました。

25歳で借金が0になった私は毎月7万円とボーナスは貯蓄に回していましたので

27歳の結婚する時には300万円ほどの金融資産を築くことができました。

支出と向き合い借金が返済を早期にできる方は、完済後の貯める能力は

すでに出来ています。

4、投資→投資(複利) 少額でもOKです。

投資に関しては20代から始めるべきです。

3、で述べたマイナス資産の返済がある方は

返済のための貯蓄を投資でやってみるのもOKです。

完済予定が1年以内の方などは、流動性の低い投資

をしてしまうと現金化する際に損をする場合があるので注意も必要ですが。

20代で大事なのは、投資でいくら結果を出すよりも

投資をすでにスタートしている点

複利のメリットを体感できているか   大切です。

短期間の投資で100万を得るよりも 複利で投資して1万、2万と得られる配当金が

階段のようにステップアップしているかが重要なのです。

私は積立NISAと日本株でソフトバンクを購入していました。

ソフトバンクは100株で15万円くらいで、年2回の配当合計10,000円ほどもらえます。

ケース1 ソフトバンクの株を複利で買増する5年間

15万円 1万円+15万円 +2万円+15万円 +3万円+15万円 +4万円+15万円 =合計85万

100株 配当金 200株  配当金 300株  配当金 400株  配当金 500株 

ケース2 5年間積立預金する

15万円 +  15万円  +15万円  +15万円  +15万円  = 合計75万円

20代からコツコツやっていけば、30代では雲泥の差があります。

このまま投資を続ければ15年後には1500株所収しており、配当だけで15万円

配当金だけで100株買増しすることができますよね。

以上長くなりましたが20代がやっておくべき4点を挙げさせて

いただきました。

参考になる点があれば幸いです。

コメント